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腰痛を作り出す 呼吸の仕方

腰痛と万年お付き合いしている方へ

あるいは気がけば近年腰痛になってしまった方も、少し確認してみてください。

呼吸は深くできますか?

腰痛の方というのは構造上呼吸がどうしても浅くなってしまうのです。

何故かという理由をみてみましょう。

 

 

 

 

 

すみません。手書きの絵にて失礼します。

しかし言いたいことはここに集約してあります。

息を吸うとき、肋骨に呼吸が入るので横隔膜が下がり横隔膜から上の脊柱が長くなります。反対に腰椎は短くなる。息を吐くと反対の現象がおきるので腰椎が長くなる。つまりこの息をきちんと入れて吐けることが腰長くなり腰痛を防ぐ鍵になっているのです。

しかし、腰痛の方は呼吸が浅くなったから腰痛になったのか、腰痛だったから呼吸が浅くなったのか?どちらが先であったのかはわかりませんが、結果として呼吸が浅くなってしまうのです。

そして、この呼吸が浅くなっている原因が思わぬ日々の癖からきていることが多々あります。

それは、お尻を締めるという習慣です。

 

 

「そんな馬鹿な、どこのエクササイズでもお尻締めるって割りというよ!」

とか

「お尻締めなかったら大変なことになるでしょう。」

とか半分キレ気味になってしまった方。私もそう思っていましたし、お尻を締めてと言い続けられてバレエを踊ってきた張本人なので(生徒にすらそうやって教えていました・・・)

この事実。お尻を締めるっていうことの誤解に気が付いたとき目から鱗がどれだけ落ちたことけご想像いただけるでしょうか。

なんでこのような誤解が世間に当たり前として広がっているかというと、それは多くの方がお尻を締めることと、骨盤底筋を正しく使うことを誤解しているからです。この細かい理論の違いについては長くなってしまうので別の機会にしますが、

「私はお尻なんて締めたない!」

でも立派な腰痛だ!という方は下記のチェックを是非してみてください。

腰痛とは無縁と思っている方もいかに人が無意識の癖を手に入れているかわかるので是非やってみてください。お尻を締めてしまっていると正しく横隔膜が動かないので腰痛までいっていなくとも、血流が周らない、疲れやすくなる。などが起きているはずなので呼吸を是非チェックしてみてください。

呼吸の確認手順

1. お尻を締めて立つ

2. 肋骨に両手を添える(手はクロスにして両手が脇の下にくるように)

3. 肋骨(両手)の中に呼吸を入れる

4. 肋骨の広がりがどのくらいか感じてみる

5. お尻を締めるのを止めた場合はどうなるか(1~3を同様にする)

※お尻を締めずに立つ場合、足の指がまっすぐ正面を向くように立ってください。少し内またに感じるかもしれません。

 

さて結果は歴然です。お尻を締めることを止めたら肋骨への呼吸の入りがグンと増えます。

お尻を締めることを積極的にしてきた方も

無意識にお尻を締めることになってしまっている方も

正しい骨盤底筋の働き方を手に入れれば腰痛が改善するだけでなく

身体のあらゆる機能が向上します。

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